就職活動に欠かせない「履歴書」。
大学生は自分の大学が発行しているものを使うことが多いですね。
しかし、市販の履歴書を使わなくてはならないとなると、
どの履歴書をいいのか迷ってしまいます。
お店には実にたくさんの履歴書が売ってます。
「採用履歴書」とか「再就職履歴書」といって名前がついているものもありますね。
私は「JIS規格のもの」を使ってください、とお伝えしています。
今売られている履歴書の多くには、書き方がついているので、ついこれを作った会社は
労働法や就活事情に詳しいものだと思ってしまいがちですが、実際はそうとも限りません。
面接では、個人情報にふれる質問はしてはいけないことになっています。
例えば、親や兄弟の仕事や年収、病歴など。
しかし、かつては雇う側は、どんな質問をしてもOKでした。
その名残をとどめている履歴書もあります。
そのような履歴書を使うと、やはりその欄にも記入してしまいたくなりますよね。
できるだけ空欄は作らないようにと、いわれていますし。
ですから、そのような履歴書は使わずに、はじめからそのような欄のないものを使うのがいいのです。聞かれたくないことは、書かないことが一番です。
そういう点で、JIS規格に沿っているものならば、安心です。
それからたまに
「受かる履歴書はどれですか?」と尋ねられることがあります。
残念ながら、「受かる履歴書」というものは存在しません。
受かりやすい書き方は、あります。
一度履歴書を書いたら、だれかに添削してもらうことをお勧めします。